お知らせ
【講演会】寛永文化講座 熊倉功夫氏「寛永文化で何か変わったのか。」
2024/12/30
◆二条城・寛永行幸四百年祭二年前イベントの締めくくりとして、MIHO MUSEUM館長 熊倉功夫氏にご登場いただきます◆
寛永文化の時代は、広くみれば慶長八年(1603)から寛文.延宝年間(1670ごろ)の約70年間である。戦国時代が終わり、徳川時代の安定期に入る時代で、制度的には[家]が[人]を規制することになった。一方、文化面では身分を超えた交流が盛んで、いわばサロンの文化の時代である。命をもって贖う文化の時代は終わり、おだやかな和の文化が全面に登場する時代へ―—。その時代の変化を熊倉功夫氏が語る。
【講師】熊倉功夫氏(MIHO MUSEUM館長)プロフィール
1943年東京都生まれ。東京教育大学文学部史学科卒業。同大学院博士課程単位取得退学。日本文化史専攻。文学博士。国立民族学博物館名誉教授。MIHO MUSEUM館長。2022年、文化庁長官表彰。主な著書に『後水尾天皇』(中公文庫)、『熊倉功夫著作集』全7巻(思文閣出版)、『日本料理文化史 懐石を中心に』(講談社学術文庫)がある。
◇寛永文化講座とは?◇
2年後の2026年は、寛永3年( 1626年)に後水尾天皇が二条城に行幸されてから、400年の節目を迎えます。寛永時代は能、狂言、茶の湯といった文化が隆盛し、市中にいくつもの“サロン”が形成されました。このサロンを舞台に文化が洗練され、多くの人々をひきつけ、現代へとつながることから「寛永は文化の故郷」と言われています。「寛永文化講座」は、この時代に花開いた文化の特質をさまざまなジャンルの専門家に語っていただき、多角的な視点から寛永文化の総合性や現代における意義を考えていこうというものです。
主催:Living History KYOTO
後援:京都府、京都市、公益財団法人京都府観光連盟、公益財団法人京都市観光協会、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー、京都商工会議所、古典の日推進委員会、京都新聞
協力:Living History 京都・二条城協議会、京都文化博物館、泉屋博古館、北野天満宮
【お問合せ】Living History KYOTO 事務局
京都市中京区樽屋町458 文と編集の杜内
TEL:075-354-5373(月~金 9:00~17:00 ※対応できない時間帯があります)
HP https://livinghistory-kyoto.com/
概要
日時 | 2025年1月21日(火)14:00~15:00(13:30開場) |
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会場 | 京都商工会議所 文化と産業の交流拠点(仮称) (富岡鉄斎旧邸 〒602-0918 京都市上京区室町通一条下ル薬屋町 429 ) |
料金・チケット | 参加費:一般 3000円(消費税込み) 定員40名程度 チケット販売: https://livinghistorykyoto-0121.peatix.com にて |
(京都市指定文化財 泉屋博古館蔵)